The Proud One

英国と王室主催イベント

Royal Race+Polo Cup

英国式にドレスアップし、
英国王室ゆかりのイベントに出掛け、
クラブハウスで、ワイン片手にスポーツ観戦。


 近代競馬発祥の国であり、競馬をこよなく愛する英国。世界初のチェスター競馬場の建設は、なんと1540年だという。それ以前にも、ルールの確立されていない馬によるレースは行われていたようだが、このチェスター競馬場が建設されて以来、正式なルールで運用されるようになり、同時に、当時からの記録が残されていることもあり、近代競馬のはじまり、とされている。
 その後、品種改良によってサラブレッドが誕生したことなども、英国の競馬発展に寄与したと伝えられるが。最大の貢献は、なんといっても王室が競馬を保護し奨励したことではないだろうか。競馬は、スポーツ・オブ・キングスとも呼ばれているが、このように王室が奨励してきたこととも無関係ではないだろう。

 実際、王室は、競馬レースを主催している。それが、ロイヤル・アスコット・レース・ミーティングであり、ロイヤルという冠が付いているとおり、エリザベス女王も観戦される。あまり知られていないかもしれないが、アスコット競馬場は、英国王室の所有であるという。
 諸説あるが、もともと、アスコット競馬場は、1711年、大の馬好きであったと伝えられるアン王女が、居城であるウィンザー城から馬車で移動していた際、居城からほど近い場所で、眼前に広がる広大な丘を発見し、「この場所こそ、競走馬が全力で走るのにふさわしい」と、競馬場の建設を命じた、と伝えられている。おそらく、突貫工事だったのだろうか。同じ年の8月11日には、建設されたばかりのアスコット競馬場で最初のレースが開催されたと記録されている。

 さて、ロイヤル・アスコット・レース・ミーティングに話しを戻そう。この王室主催の競馬レースは、毎年、6月の第3週に、アスコット競馬場で開催される。かつては4日間で行われていたが、エリザベス2世の即位50周年を記念した2002年から、5日間となっている。テニスのウィンブルドン選手権、ボート競技のヘンリー・ロイヤル・レガッタ、ゴルフの全英オープンに並ぶ、英国の夏を彩る一大イベント。しかも、英国国内だけではなく、世界中の競馬界と社交界をも巻き込んだ大切なイベントとなっている。

 ロイヤル・アスコット・レース・ミーティングを観戦するには、観戦客はもちろん、プレス関係者などにまで、社交界のパーティにでも出席するような、厳格なドレスコードが課せられていることで知られている。雑誌の写真やニュース映像などではお馴染みだが、ご婦人は、フォーマルドレスかパンツスーツで、ウェアにマッチしていてヘヤーが隠れるほどの帽子を着用。そして、紳士は、黒、またはグレーのモーニングとトップハット、または、軍服を着用しなければいけない。

ただし、もっとも厳格なドレスコードを守らなければいけないのは、ロイヤル・エンクロージャーと名付けられた特別な席。厳しい審査によって選ばれた登録済のメンバー、そして、そのゲスト専用の席である。現在、入場するエリアによって、エンクロージャーと名付けられた4タイプのエリアが設けられているが、いちばんカジュアルなウィンザー・エンクロージャーでは、スマートな装いであればドレスコードはなく、唯一、芝生の上にブランケットを広げ、ピクニック気分で、スパークリングワインや食べ物を楽しむことができる。

 また、英国の伝統に深く根づいていて、馬を駆使するスポーツにポロ競技がある。起源は、紀元前のペルシャだと伝えられているが、近代ポロのルールは、やはり英国で制定されているという。広大な芝生の競技場で繰り広げられるポロ競技では、試合前後の食事なども、英国スタイルが満喫できる。
 英国の短い夏を満喫できる、伝統の一戦。天候に恵まれることを祈りつつ、観戦客のお洒落な装いや競馬レースを話題にしながら、また、クラブハウスでポロ競技を観戦しながら、グラスを傾けたい。
  1. 予定

アクティビティ

  • ロイヤル・エンクロージャーでの観戦
  • クィーン・アン・エンクロージャーでの観戦
  • ヴィレッジ・エンクロージャーでの観戦
  • それぞれのエンクロージャー内に併設されたレストランでの食事
  • ロイヤルも参戦するポロ競技を観戦
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